
下京区&南区のピアノ教室♪ 8年間の軌跡!泣き虫だった少年が、夢を追いかけ旅立つ日
こんにちは。伊皆裕見子です。
「弾けない!!」
そう言って悔しそうに怒り、泣いていた小学1年生の男の子。
彼が初めて体験レッスンにやってきたのは、8年前のことでした。
人一倍エネルギーがあって、とにかくやんちゃ!

少しでも指が動かないと、すぐに感情が爆発してしまう。
正直、「このままピアノを続けていけるかな……?」と思ったことも、一度や二度ではありませんでした(笑)
♪自分で決めたことは最後までやり通す力♪
彼には誰にも負けない強みがありました。
それは、「弾きたい曲」に対する強いエネルギーです。
「次はこれを弾きたい。絶対に頑張るから!」
そう伝えてきた曲は、『エリーゼのために』『小犬のワルツ』『トルコ行進曲』『千本桜』……
どれもその時の彼には背伸びが必要な曲ばかり。
「難しいから、また泣いちゃうよ?」
私がそう止めても、彼は全く聞く耳を持ちません。
でも、自分で決めた曲だから、どんなに難しくて涙がこぼれても、絶対に最後まで頑張って、やり抜きます。
もちろん、「弾けない!無理!」とずっと喚いていますが。
でも集中モード・やる気モードにスイッチが入ると、弾けるまで何回も何回も繰り返して、できるまで練習。
諦めない強い心を持っています。
その姿は、まさに根っからの「野球少年」そのものです。
♪中学校の学校生活での音楽の存在♪
中学生になり、本格的な野球クラブに入った時。
「きっとピアノは卒業かな」と思いきや、返ってきた言葉は、
「先生、辞めないよ!」。
お母様からは「先生に会うのが楽しみみたいなんです」とのお言葉。

中学の合唱コンクールでは、伴奏や指揮者に自ら立候補!
案の定、練習が始まると「難しい!無理!」と叫び始めます。
「練習できないなら、迷惑かけるから、みんなに無理です!と謝ってきなさい!」と本気で叱ったこともあります。
「先生ごめん。ちゃんと頑張るし、教えてください」

そう食らいついて練習し、本番を迎えました。
「先生、絶対に見に来てや!」
無事、弾き終えた時のあの満足げな笑顔。
お母様から「先生に認められるのがとても嬉しいんです」
♪この春!夢に向かって卒業♪
彼は野球の夢を追いかけて、県外の高校へ進学することになりました。

最後のレッスンで選んだ曲は、ずっと憧れていたショパンの『革命』。
エネルギーの塊だった彼が、最後の音を弾き終えた瞬間。
「……寂しい」とポツリとこぼした言葉。
お母様の「今、きっとウルウルきています」の声にうなずきます。
体はいつの間にか、見上げるほど大きくなりました。
でも、私に頭を「よしよし」と撫でられて照れくさそうに笑う姿は、出会った頃の、あの可愛い男の子のままでした。

「先生、帰ってきたら顔出します!」
そう言って旅立っていった彼。
これからはテレビやニュースで、高校野球の結果をチェックするのが私の新しい楽しみです。
頑張って!
ずっと、ずっと応援しているよ。
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